音楽名店探訪
- 11/2/20(日)22:00~22:54
今も愛され続ける全国にある音楽名店を訪ねる。今宵、あなたを名店にご招待します。
番組内容
かつて1960年代から1980年代後半まで、サブカルチャーとしての音楽文化の情報発信地としてその役割を担ってきたジャズ喫茶やクラシック喫茶が東京はもちろん、全国各地に数多く存在した。やがて、時の移ろいとともにかなりの店が形を変え、姿を消していった。しかし、時代や流行が変わっても流されることなく生き続け、地域の音楽文化の伝承者として今なお人々に愛され続けている名店がある。番組では、日本全国に点在するそんなジャズ、クラシック喫茶の老舗・名店を探訪する。アンティークやオーディオなどの店の佇まいはもちろんオーナーの所蔵レコードコレクションのこだわり、いち押しのアルバムや曲も紹介。また、もうひとつの楽しみとして、毎回、「音楽名店」周辺の地域の観光スポットにも足を伸ばし、心安らぐ小さな旅も満喫して名店探訪に花を添える。
#8 「東京ジャズ篇 聖地巡礼」 (’11年02月20日放送)
最終回ではズバリ!都内屈指のジャズ喫茶の老舗3軒を訪ねる。
四谷「いーぐる」は1967年オープンのジャズ喫茶の老舗である。オーナーの後藤雅洋さんはジャズ評論家としても一目置かれる存在で、ジャズ関連の本も執筆し、業界では知らない人はいない店である。地下の店内へ続く階段を降りると、壁にはジャズ喫茶独特の世界が・・。ポスターやミュージシャンの写真などが所狭しと貼ってある。
「いーぐる」のこだわりは何といってもオーディオ装置。多様なジャズのソースを幅広く紹介するため、様々なジャズレーベルの録音特性に、なるべく偏りなく対応できることを目標にしている。そんなオーディオで奏でられるアルバムはおよそ9,000枚にも及ぶ。
続いての名店は吉祥寺「メグ」。オーナーの寺島靖国氏はジャズ・オーディオ評論家としても名高い。独特のオーディオシステムを施した店内にはこだわりの音が心地よく響き渡る。寺島氏は近年アルバムのプロデュースも手掛けている。「松尾明トリオ」も寺島氏のプロデュースでCDを制作。売れ行きも好調で、寺島氏の手腕の高さがうかがえる。寺島氏のインタビューからはジャズ喫茶はこれからどうあるべきか・・そんな哲学や信念を窺われる。
音楽名店探訪最後は新宿「DUG」1961年、二幸(現スタジオアルタ)の裏路地にあるアカシアの3階にオープン。当時の新宿はまだ靖国通りに都電が走っていた。
その後、DUG~newDUG、DUG移転~と変貌してゆくが、2007年からはかつてのnewDUGをDUGとしてスタートさせた。
ドアを開け階段を降りると落ち着いた雰囲気の店内が続く。まさに老舗の風格が漂う。
オーナーの中平穂積氏は現在、全国でジャズ喫茶を営業している人々にとってはお手本となるような存在。
また、中平氏はジャズミュージシャンを撮影した写真家の第一号と言える。これまで国内外を問わず多くのジャズミュージシャンを撮り続けてきた。その他にも店内でライブを催すなどして、若手ミュージシャンのバックアップも精力的に行ってきた。ケイコ・リーもそんなひとり。
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