人間国宝~日本が誇る匠の技
- 毎週木曜日23:00~23:54
『重要無形文化財』の保持者である『人間国宝』の人たちをシリーズでクローズUP!“日本の伝統”“匠の技”“世界に誇る日本の美”に迫ります。(全8回)
番組内容
日本が世界に誇れる事・・・それは、日本の伝統芸、そして技術!世界
に誇る日本の技を語るうえで忘れてならない人々がいます。それ・・・
匠の技をもつ技術者人 間 国 宝 !日本の伝統と技を今に伝える匠は、
文化財保護法に基づき、各分野で高度な技術をもつ名人に対して『重要
無形文化財』の保持者として保持団体認定、そして個別認定されていま
す。いわゆる『人間国宝』と呼ばれる人たちです。《芸能》と《工芸技
術》の2種類、各10の認定項目があります。《芸能》雅楽、能楽、人
間浄瑠璃、歌舞伎、音楽、組踊、舞踊、演芸、演劇、総合認定工芸技
術》陶芸、染織、型紙、漆芸、金工、刀剣、人形、木竹工、諸工芸、和
紙そこで今回は、『重要無形文化財』の保持者である『人間国宝』の人
たちをシリーズでクローズUPします。“日本の伝統”“匠の技”“世
界に誇る日本の美”に迫ります!
#8 「越後上布・小千谷縮布 雪国が育んだ手仕事」 (’10年02月11日放送)
新潟県魚沼地方の塩沢、小千谷地区に伝わる「越後上布・小千谷縮」は、豪雪地帯ならではの自然環境、生活環境の中で織り継がれている麻織物である。元々平織りの白麻布だった越後布は、やがてより細い麻糸で織られた薄手で上質のものが幕府や藩主などへの献上品として作られ、「上布」と呼ばれるようになった。この上布のよこ糸に強い撚りをかけ布の地肌に「しぼ」と呼ばれるシワを作り出したものが「縮」である。どちらも独特の風合いと、通気性のよさ、軽さを持ち合わせ、夏の最高級着物地として全国に知られ、その技術は、1955(昭和30)年、「越後上布・小千谷縮」として、国の無形重要文化財(総合指定)として指定を受けている。
雪に埋もれた長い冬。番組では、乾燥させた麻の繊維を口に含みながら細かく裂き、その糸先を一本ずつ撚り合せる「苧績み」(おうみ)に始まる糸作り、絣の図案に併せて糸を染めるための「絣くびり」、経糸(たていと)を腰あてによる張力で加減しながら織る「イザリ機」という織機による機織、織り上がった布を水洗いし、雪上に晒す「雪晒し」など、それぞれの匠たちが、丹念にそして忍耐強く織りなす手業の世界を伝える。着物地として完成した反物の魅力、その生産工程の多くを担ってきた女性たちの歴史や、後進技術者の育成のために続けられている講習会の様子なども併せて紹介する。
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